ビバナミダ

4/10、名古屋市公会堂まで親父と岡村靖幸のライブを観に行ってきた。親父も俺も長年岡村ちゃんを好きなわりには、ふたりして初の岡村ちゃんのライブだった。

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ライブはとにかく圧巻の一言。

独創的なダンス。セクシーかつカッコいい歌声。気の利いたMCは皆無。それでも見る者すべてを最高に楽しませてくれる、岡村ちゃんのエンターテイナーとしての素質や才能。これぞ岡村靖幸、というのを魅せつけられた2時間。

 

ライブ終盤、岡村ちゃんを知らなかった俺に親父が初めて聴かせてくれた曲「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」のイントロが流れた時は、なんだか親父とのいろんなことを思い出して泣いてしまった。

 

むかし親父の書斎でこの曲をかけてくれた瞬間のこと。そこから聴き漁った岡村ちゃんの楽曲たち。派生していろんな音楽を教えてもらったこと。そして似てくる音楽の趣向。今日に至るまで家庭で起きたさまざまな、本当にさまざまな出来事。ライブ前にガラガラの名古屋城を見学したこと。ふたりして物販で5,000円のTシャツを買ったこと。生の岡村ちゃんを観る親父の目が本当にキラキラしてたこと。

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こうして振り返ると、どうしても忘れたい記憶よりも、どうしても忘れたくない記憶の方が多いな。

 

ビバナミダ こぼれおちてゆけばいいじゃん
無駄じゃない
止まらない 今の君が好き
ナミダナミダ そうなんだ
その涙 僕にゆだねてくれないか
七転び八起き
共に行く! また最高って聞かせて
ナミダナミダ 再見 ア"ァァン!!🙌

 

岡村ちゃん、アンコールのラストにこの曲を持ってきてくれて余計にグッと心を掴まれた。

これまで経験してきたしんどい思いも無駄じゃなかったし、岡村ちゃんのおかげでそうした経験も引っくるめた今現在が最高だなって、少しだけ思えた。ありがとう岡村ちゃん

あなたがシャブの虜になるように、俺も一気に生の岡村ちゃんの虜になったから、たぶん来週の平日神戸でのライブも行くと思う。というわけでまた来週。再見ア"ァァン!!🙌

 

後編に続きます